夕刊(4/23):浦野プロ初勝利、大谷1号など5発でアシスト
2本の本塁打を浴びるなど5回1/3を9安打4失点も、味方打線が5回までに9得点と大量援護。4度目の登板で、ようやく白星を手にした。
日本ハムが両軍計9発の乱打戦を制した。先発したドラフト2位ルーキー浦野は6回途中9安打4失点で、4試合目の登板でプロ初勝利を挙げた。
外国人を含めれば、これでプロ初勝利を挙げたのは今シーズン4人目となります。"新戦力"がシーズン序盤に結果を出しているのは、これからの戦いにも期待が持てるでしょう。打線も5本塁打と空中戦を制し、勢いに乗れたはず。今回の遠征8試合で貯金を作ることはできませんでしたが、札幌ドームで一気に上昇の足がかりを作りたいところです。
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陽は昨季まで2年連続で全試合先発出場。11年10月18日西武戦(西武ドーム)以来、311試合連続で先発出場を続けてきたが途切れた。
日本ハム大谷翔平投手(19)が1回、今季1号の先制ソロ本塁打を放った。ソフトバンク寺原の145キロ直球を左中間スタンドへ運んだ。野手としては出場10試合連続安打、同4試合連続打点となった。
初回に投打「二刀流」の大谷が今季初本塁打を放っており「投手、野手と両方やっている大谷には負けたくないと思い、意地をみせました」と開幕から二塁のレギュラーを張るプライドをのぞかせた。
リードを4点に広げる効果的な1発に「とらえた球は抜けたスライダーでしたね。(先発の)浦野が頑張っているので、助けたいという思いで打席に立ち、集中して打つことができました」と振り返った。
ミランダの中前適時打で6点目を挙げた直後、豪快に右翼席へアーチをかけた。「うまくバットが出てきて良かったですね。後ろ(の打者)につなげようと思い、打席に立っていました」と謙虚に振り返った。
日本ハムは1回、大谷の1号ソロで先制。ソフトバンクは2回に松田が同点ソロを放ったが、日本ハムは3回に西川が勝ち越しソロ。日本ハムは4回に大引が3ラン、5回には佐藤賢も3ランを放って、長打攻勢で6回までに5点をリードした。
3回に西川、4回に大引、5回に佐藤賢、締めは8回にミランダと今季最多の5本塁打。一方で投手陣は4本塁打を献上するなど、一時は7点の大量リードも終わってみれば4点差だった。栗山英樹監督(52)は「あの点差でも、やられる怖さがあった。戦い方を、しっかりしないと」と、気を引き締めていた。
「ボール気味だったかもしれないけど、しっかり打ててよかったです」。野手としては出場10試合連続安打、同4試合連続打点。5回にも右翼線へ二塁打を放ち、規定打席未満ながら、打率は3割9分1厘まで上がった。
栗山監督が見守る前でブルペン入りし、復調をアピール。「熱は1日で収まりましたしコンディションはもう大丈夫です」。今後は25日からのイースタン・リーグ巨人3連戦(ジャイアンツ)で実戦復帰する見込み。
【日本ハム】大谷1号ソロなど両軍9発の乱打戦 浦野はプロ初勝利
両軍計9発の乱打戦を日本ハムが制した。1回に大谷が先制1号ソロ。3回に西川は3号ソロ、4回は大引は3号3ラン、5回には佐藤賢が2号3ランを放ち、8回にもミランダが2号ソロ。浦野は5回1/3を投げ4失点でプロ初勝利。
日本ハムが23日、ソフトバンク戦(東京D)で今季最多となる1試合5発の猛打を見せ、10―6でねじ伏せた。
【日本ハム】西川、決勝3号ソロに「ポンポン飛ぶので、飛ぶボールなのかな」
両軍合わせて9発の打ち合いに、ヒーローインタビューでは「みなさんの頭の中では、僕のホームランは消えていると思います」。「ポンポン飛ぶので、飛ぶボールなのかなと思いました」などと話し、スタンドを爆笑させた。
3度目の先発で、チーム新人では白星一番乗り。打線が5本塁打10得点で援護し、投手陣も谷元、宮西、クロッタ、増井のリレーで逃げ切った。
日本ハムの先発、ドラフト2位の浦野(セガサミー)が5回1/3を投げ4失点でプロ初勝利を挙げた。
課題の初回を無失点で切り抜けると、強力打線を相手に大崩れすることなく、先発の役割を果たした。味方打線の大量援護にも恵まれ、3度目の先発でウイニングボールを手にした。
日本ハム10―6ソフトバンク(23日) ハム5発、本塁打祭り
日本ハムが、両軍合わせて9本塁打の打撃戦を制した。一回に大谷の1号ソロで先制し、その後も西川、大引、佐藤賢、ミランダの一発で効果的に加点した。先発浦野が六回途中9安打4失点でプロ初勝利。
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