夕刊（4/25）：上沢、5回5失点KOで4連勝ならず
１回に先制２ラン、２回にソロを浴びて主導権を奪われた。制球が不安定なまま迎えた５回。ここまで２打数２三振に抑えていたロッテ井口に左翼フェンス直撃の適時二塁打、続く大松には中前適時打を許し追加点を献上した。立て直せないまま５回６安打５失点で無念の降板。
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栗山英樹監督（５２）は「成瀬は制球もいいし、状態もよかったけど、我々ができることはあったんじゃないか...。一方的な試合にはしたくなかった。申し訳ない」とうつむいた。
日本ハム中田翔内野手（２５）が痛恨のボーンヘッドで、苦いゲームセットへと誘った。９点を追う最終９回。自らの安打で切り開いた１死一、三塁のチャンスで、ミランダが右犠飛。だがアウトカウントを「２死」と勘違いしていたとみられる中田が二塁へスタートを切っており、試合終了してしまった。
デビューから３戦３勝だった上沢は初回２死一塁から大松に先制２ランを許すなど、５回５失点で初黒星を喫した。「ストライクを入れるのに精いっぱいで、修正できずに苦しい投球に終始した」とこれまでの堂々とした表情は消えていた。
日本ハムは攻守で精彩を欠き、ロッテに開幕から４連敗となった。
日本ハム１―９ロッテ（２５日） 上沢が初黒星 成瀬に完投許す
ロッテの成瀬が今季初完投で３勝目を挙げた。九回に犠飛で１点を失ったが安定した投球だった。打線は一回に大松の２ランで先制。その後もサブローや伊志嶺の本塁打で加点した。日本ハムは上沢が初黒星を喫し、ロッテ戦４連敗。
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２５日、千葉・鎌ケ谷でブルペン入り。「良かったと思います。調子はいいです」と、２７日イースタン・リーグ巨人戦（鎌ケ谷）の先発へ順調な調整。前回登板の同リーグ楽天戦（利府）での７回２失点に続く好投を誓った。
北海道・苫小牧市出身のＳＨＯＫＩＣＨＩは球団を通じて「地元・北海道の札幌ドームで始球式をさせて頂けることになってとても光栄に思います！自分も野球少年だったので、プロのマウンドに立てるのは本当にうれしいです！ピッチャーもやらせて頂いていたので、久しぶりの投球になりますが全力で投げ込みたいです！！」と意気込んだ。
現在は患部以外の部分の筋力トレーニングや、座ってのネットスローなどをこなしている状況。「（テレビで）試合を見ているとウズウズする」と、気持ちは復帰へ急いでいた。
３番手で登板し、１回を３者凡退で切り抜けた。２２日に米国から来日し、入団会見を行ったばかり。まずは２軍戦で実力を発揮した１９５センチの長身右腕は「久々に投げられて、気持ちよかった」と笑顔を見せた。
デビューから３戦目での勝利に喜びもひとしお。「やっとです。チャンスをもらっていましたから」と、あらためて歓喜の瞬間を振り返った。お祝いの連絡は数え切れないほど届いたという。「反響はすごいありました」とニンマリしていた。
日本ハム吉川光夫（２６）武田久（３５）の両主力投手が調整登板した。今季の開幕投手を務めながら不調で２軍調整中の吉川は、先発で５回１失点（自責０）で降板。まずまずの結果にも「上（１軍）で投げてみてじゃないでしょうか」と慎重な言葉で振り返った。
【日本ハム】「ＥＸＩＬＥ」ＳＨＯＫＩＣＨＩ、５・４地元で始球式
日本ハムは２５日、「スプリングフェスタ」として開催する５月４日のオリックス戦（札幌Ｄ）で、「ＥＸＩＬＥ、ＴＨＥ ＳＥＣＯＮＤ ｆｒｏｍ ＥＸＩＬＥ」のボーカル兼パフォーマーとして活躍している北海道苫小牧市出身のＳＨＯＫＩＣＨＩが、始球式を務めると発表した。
【日本ハム】吉川、イースタン登板も加藤コーチ「球が来ていない」
直球の最速は１４４キロ止まりで、吉川自身は「直球よりもスライダーの制球を意識した」と話したが、加藤２軍投手コーチは「球が来ていない。２軍だから抑えられたが、打者と勝負というレベルじゃない。表情も暗いし、自信をなくしているのではないか」と首をかしげた。
日ハム、敵は西武ドーム？ 勝率３割 応援独特、マウンド、暑さ
北海道日本ハムは２年ぶりのリーグ優勝を目指し奮闘が続くが、２００４年に札幌を本拠地として以来の「七不思議」とも言われる現象がある。リーグ優勝４回、日本一１回と好成績を収めてきたが、なぜか西武ドーム（埼玉県所沢市）の西武戦では苦戦が続いている。その理由を探った。
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