夕刊(4/26):武田勝好投も、8回に拙守で失点してロッテ戦5連敗
2回に先制弾を献上。「あの本塁打1本が、もったいなかったと思います」。3回以降は毎回走者を背負うも粘りの投球で無失点に抑えた。6回に味方と自身の失策で無死一、二塁とピンチを招いて降板。開幕カードの3月30日オリックス戦から4戦未勝利となった。
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前夜の25日同戦では本拠地デビューを果たし勢い十分。栗山英樹監督(53)は「若いので勝負する。がむしゃらさがある」とフレッシュな戦力に期待した。
同点の8回に3番手で登板。井口、サブローに連打を浴び無死一、三塁のピンチを招くと味方の2失策も絡み、勝ち越しを許した。1回2安打2失点(自責0)。登板12試合目で1勝1敗となった。「守備にいつも以上に負担をかけてしまったのは自分の責任」と悔やんでいた。
試合前には報道陣からケーキをプレゼントされ、53歳の抱負を「1つでも勝てるように」と意気込んでいたが、同点の8回に2つの失策で失点するなど、今季ワーストの1試合4失策で敗戦。
登板を控えた26日はダッシュなどで調整し「(中6日でも)特に変わりはない。投げたい球を思ったところに投げられるようにしたい」と自分の投球に集中する考えを示した。
ワールド女子プロレス・ディアナの伊藤薫(42)とSareee(18)が始球式を務めたが、思わぬ展開に。伊藤が打ち気マンマンで打席に立っていたが、Sareeeは「すごく緊張しました」と大暴投。怒った伊藤がマウンド上のSareeeに詰めよろうとすると、鎌ケ谷で球界初の社員DJとして奮闘中の「DJチャス。」が「ケンカはやめて」とグラウンドへ。もみ合いとなり、伊藤が「DJチャス。」を担ぎ上げる荒技を繰り出した。
26日、イースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)は「鎌スタ☆グルメ祭り」として開催。試合前練習で全選手が鎌スタ限定キャップを着用。斎藤も普段とは違うメッシュタイプの帽子をかぶって27日の同カード登板に備えて調整した。
インフルエンザ感染などで出遅れていた日本ハム木佐貫洋投手(33)が先発したが、古巣の若手相手に苦しめられた。1回に3本塁打を浴びるなど、5回6失点(自責3)と乱調だった。
53歳になっての抱負を聞かれた指揮官は「ないけど(応援してくれる)みんなの思いがひとつでもプレーにつながるようにしたい」と話していた。
昨季からパ・リーグで唯一白星を挙げられていないロッテに対し「大松さんも(25日に)本塁打を放っていたし、打つべき人が打つイメージ」と警戒を強めていた。
日本ハムは6回に西川の適時二塁打で同点としたが、流れを引き寄せる前に守備が破たんして連敗。5位に転落した。
この日は4度も「E」のランプがともった。特に痛かったのが1―1の8回の2失策。無死一、三塁で二塁手の西川が正面のゴロが手に付かずに満塁とピンチを広げた。続くクルーズの遊ゴロを本塁で封殺したまでは良かったが、捕手の大野が一塁へ悪送球して勝ち越し点を与えた。栗山監督は「何とかします」と振り絞った。
投手としては1年目から5連勝中だが、パ・リーグでは唯一ロッテから白星を挙げていない。「打たれているイメージがある。丁寧に一人一人全力でいければ」と対戦を思い描いた。
バースデーケーキと、白星に飢えていることで星型のテーブルライトをプレゼントされた。ケーキをほおばると「うまい!。おいしい。最高!日本一だね」と宣言。昨年の誕生日は試合がなく、12年は白星で飾っている。まだ負け知らずなだけに、試合前には「勝ちにつながるように頑張ります」と意気込んでいた。
日本ハムの武田勝投手が5回0/3を4安打1失点でマウンドを降り、今季初勝利は次回以降に持ち越しとなった。
日本ハムは4失策が響き2連敗。負け越しが今季最悪の3となり、5位に後退した。1―1の八回、連打と西川の失策で無死満塁とされ、大野の悪送球などで2点を勝ち越された。クロッタが初黒星。打線は相手の継投にかわされ、5安打1得点にとどまった。
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