夕刊（4/27）：大谷、初回に2HRを浴びてプロ初黒星

１回に先頭打者伊志嶺から連打を浴び、いきなり無死一、二塁のピンチを背負った。続く井口に１３３キロのフォークをとらえられ先制３ランを献上。なお１死から角中に右越えソロを許し、この回一挙４失点と苦境を強いられた。

スポンサードリンク

「『勝て』って。それしか言ってない。（中田）翔にもよく言うけど、チームを勝たせるのは、中心選手の使命」。対ロッテは今季、開幕から５連敗。昨年のデビューから５勝負けなしの投手・大谷に、試合を託した。

「初球の低めのシンカーに手を出していたら違う結果に終わっていたと思います。きっちり見送れたので、真っすぐ一本に絞ってしっかり打ち返すことが出来ました」と納得していた。出場１１試合目で自身今季初打点をマーク。「まだ序盤なので、これからです」と気合十分だった。

２９日西武戦（西武ドーム）からの１軍復帰が内定しているが、まずは抑えではなく中継ぎの一員という方向性を首脳陣と確認。その間に代役を務めた増井が５セーブと好調なこともあり、裸一貫で再出発する。

日本ハムの大谷が２７日のロッテ戦に先発し、７回を投げ９三振を奪ったものの、９安打５失点でプロ初黒星を喫した。

開幕からのロッテ戦の連敗は６となり、栗山監督は「本当にしっかりと受け止めないといけない」と深刻な表情で話した。チーム打率が西武と並んでリーグワーストの２割２分８厘と調子が上がらない。特にロッテ戦となると６試合で計８得点と投打がかみ合わない。

日本ハムの武田久が２９日の西武戦から戦列に復帰することが２７日、決まった。インフルエンザに感染し、８日に出場選手登録を外れていた。

日本ハムは１回の４失点を最後まで取り返せなかった。

プロ２年目の日本ハム・大谷に初めて土がついた。１回に２本塁打で４点を失うなど、７回を５失点。自身のプロ初黒星には「個人的にはそんなにないが、チームはまだ（開幕から）ロッテに勝っていない。勝ちたかった」と悔やんだ。

開幕後に獲得した新外国人右腕のカーターも昇格し、中継ぎで起用される見込み。

井口には真ん中のフォークを今季初被弾となる左越え３ランで先制点を許した。今季初被弾をさらに１死後角中には１４７キロ直球を右越えソロを浴び１イニング２被弾で初回を終えた。

日本ハムの大谷が先発し７回を投げ１１７球、９安打５失点で降板した。３勝目は次回以降にお預けとなった。

日本ハムは３連敗で、ロッテ戦は開幕６連敗。先発大谷は一回、井口の３ランと角中のソロで４失点するなど７回９安打５失点でプロ初黒星を喫した。打線はロッテの先発石川を打ちあぐね、５安打で１得点にとどまった。

ファーム情報

開幕ローテーション入りも、不調のため１１日に出場選手登録を抹消された日本ハム斎藤佑樹投手（２５）が先発し、４回６安打３失点（自責２）で降板した。

２回は失策をきっかけに２死一、二塁として中前適時打を浴びて１失点。４回は前日２６日の同カードで１試合３本塁打を放った巨人中井に左越え２ランを打たれた。４回での降板は予定通り。「（本塁打の場面は）フルカウントになる前に、うまいこと（決め球が）決まらなかった」と悔やんでいた。

この日は変化球主体の投球で、直球は６３球中１０球程度。斎藤は「（捕手の）石川のサインです。４イニングと決まっていたので（石川が）抑えにいったんだと思う」と振り返った。

スポンサードリンク