朝刊(4/28):大谷、初黒星。ファームでは鵜久森が1号
日本ハム大谷翔平投手(19)が、プロ初黒星を喫した。1回に井口に3ラン、角中にはソロと2本塁打を浴びた。7回9安打で自己ワーストタイの5失点。昨年5月から16試合負けなしで5連勝中だったが、17試合目でついに土がついた。
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「やられるならああいう形だと思っていた。(敗因は)技術的なもの」。初の中6日登板について。「それは関係ない」。
フォークは頭にあった。「去年までフォーク系はそんなに投げていなかった。ただ、大谷の前回登板の映像を見たら、カウント球でも使っていた。イメージが違うというのはミーティングで話していました」。事前に今季の大谷を把握していたから、しっかり対応できた。
3回に追加点を与えたものの、志願して7回のマウンドへ。2安打された井口に対し、この日最速の155キロで空振り三振に斬った。「次の印象も大事なので」。首脳陣に却下されたが8回も続投を志願し、スタミナ面には不安がないことをアピールした。
同カード6連敗となった日本ハムの栗山監督は「しっかりと受け止めないといけない」と深刻な表情で話した。
【日本ハム】大谷、プロ17登板目で初黒星「腕を振れていなかった」
8回の続投は認められず降板も、7回まで投げきったことは収穫だった。栗山監督は「初回から見れば立て直すことができた。全く何も残らない試合ではない」と語った。次回も中6日で5月4日のオリックス戦(札幌D)が濃厚だ。
昨季の対戦防御率5・73と苦しめられたロッテに、7回を9安打9奪三振5失点。負けず嫌いの19歳は唇をかみ締めた。
プロ17試合目の登板で初黒星。そのことに感慨はないというが、今季チームが5連敗中のロッテだっただけに「勝ちたかった」。勝ち星を計算され、ローテーションを任された投手なのだ。苦い結果を糧としなければいけない。
■4/28 12:00追記
2軍調整していた日本ハム武田久投手(35)と、新外国人アンソニー・カーター投手(28=パドレス3A)が、29日の西武戦(西武ドーム)から1軍昇格することが決まった。代わって斉藤と鍵谷の両セットアッパーが降格する。
ファーム情報
斎藤がきっかけをつかめずにいる。2軍落ちしてから2度目の先発は、予定の4回を投げ、毎回の6被安打で3失点。それ以上に変化球頼みのピッチングとなり、再度の1軍昇格に必要な2軍首脳陣の推薦は得られないままだ。
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