朝刊(5/12):メンドーサに待望の援護で2勝目、杉谷は2年ぶりの1発
今朝のスポーツ紙には、5連敗中だったメンドーサが2勝目をあげたことや、杉谷の先制ホームランについての記事が出ていました。
今日は移動日で明日は函館開催です。今のところ明日の天気予報はくもり時々雨になっていますが、なんとか晴れてほしいですね。
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陽気なメキシカンが長いトンネルを抜けた。日本ハムの新外国人ルイス・メンドーサ投手(30)が難産の来日2勝目をつかんだ。オリックス打線に、今季最長の8回を散発4安打無失点。4月1日ソフトバンク戦で初登板初勝利を挙げた後に5連敗を喫していたが、快投でストップした。
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今季8試合目の先発抜てきで、起爆剤になった。栗山監督が期待を寄せる秘蔵っ子。現役時代は同じ両打ち、小柄でプレースタイルも似ている杉谷は試合前、耳打ちされていた。「監督から『ここでやらないとお前はダメだ』と言われていた」。圧力に負けずに快音を響かせ、前日10日は2安打と沈黙の野手陣を奮起させた。
2回2死。弾丸ライナーで左翼席最前列へ突き刺した。今季1号の決勝、先制ソロ。2本塁打を放った12年以来、2年ぶりのプロ3本目の1発で打線を目覚めさせた。試合後、栗山英樹監督に「偶然、当たったんじゃないの?」とチクリと刺されたが「狙っていました!」とハイトーンで返し、爆笑を誘った。
前回から登板間隔をメジャー時代の中5日に変更。登板間のブルペン投球の回数も2回から1回にし「もともと中5日で投げていたし体に合っている」とメジャー通算16勝右腕が本来の姿を取り戻した。スタンドでは2日に来日したモニカ夫人(25)も観戦。ヒーローインタビューではアイコンタクトを取ってほほ笑み合った。
大事な場面でピカイチの勝負強さを発揮している。7回1死一、二塁では、タイムリーにはならなかったが左前打でチャンス拡大。「投手のリズムに助けられて打線が活発になったと思います」と控えめに喜んだが、得点圏打率4割8分はリーグトップの驚異的な数字だ。
【日本ハム】杉谷679日ぶり1号ソロ!「おかあさんありがとう弾」
12年7月1日の西武戦(西武D)以来、679日ぶりとなる1号ソロは、終わってみれば決勝弾。試合後は「今日は母の日なので、『お母さん、ありがとう』という思いを込めました。"ありがとう弾"ですねっ!」と大喜びだった。
「きょうこそ勝ちを」日本ハム、打線一丸でメンドーサ強力援護!
打線が8安打7得点とメンドーサを強力援護した。試合前の円陣で選手会長の大野が「メンディにきょうこそ勝ちをつけよう」と声掛け。
陽気なメキシカンの笑顔が弾けた。「シンカーを有効に使えてゴロアウトを取れた」。持ち味の打たせて取る投球が光った。五回一死まで無安打、降板した八回まで三塁を踏ませなかった。
特別な日にスタメンで起用され、いつも以上に気合が入った。母の日。二回2死で日本ハム・杉谷。松葉の初球直球をフルスイングした打球はライナーのまま左翼席へ飛び込んだ。
メンドーサ、安定投球報われ2勝目 「自分の仕事を全うするだけ」
打者の手元で微妙に動くツーシームに、シンカー、ナックルカーブを交えて打者に的を絞らせなかった。序盤は球がバラついたが、四回までは無安打。五回1死から初安打を許し、六回以降も1安打ずつを打たれたが後続をきっちりと断った。
不調のため2日に登録を抹消されたベテラン・武田久が鎌ケ谷で連日、精力的に投げ込みを敢行している。11日も直球、変化球を織り交ぜ、112球。ブルペン入りはこれで3日連続、シーズン中では異例ともいえる量で復調への土台づくりに着手している。
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