朝刊(5/14):大谷プロ初完封で4勝目、飯山も初打点&好守で貢献

今朝のスポーツ紙には、やはり大谷のプロ初完封の話題が多かったです。飯山の好守についての記事もありました。

今日は移動日で明日は札幌ドームでライオンズ戦です。一気に5割復帰といきたいですね。

ニュース

大谷「投手有利の日」158キロ&初完封

日本ハム大谷翔平投手(19)がプロ入り最速158キロをマークし、プロ初完投&初完封勝利を飾った。屋外で最大瞬間風速16・4メートルの強烈な追い風の後押しを受け、自己記録を1キロ更新。今季4勝目を挙げ、1年目の昨季3勝を上回った。二刀流で迎える2年目の進化を証明する躍動は、勢いを増すばかりだ。

プロ野球の球速158キロ以上/一覧

スポンサードリンク

ハム飯山、好守&初打点 栗山監督も感心

9回2死。西武米野の打球は大谷のグラブをはじき、三塁前に飛んだ。飯山は予知していたかのように素早く捕球。「投手のゴロは、いつもケアしていますから」。難なく一塁手へ送球し試合を締めた。大谷からは「ありがとうございます」と握手を求められた。ベテランは笑顔を浮かべ、黙ってうなずいた。

ハム大野 攻守で大谷援護

女房役の日本ハム大野奨太捕手(27)が愛あふれる活躍で大谷を援護した。1点リードの7回2死二塁から中前適時打で1点をもぎとった。「本当に必死でした」と全力を尽くした。守備では好リードでプロ初完封へ導いた。「とにかく良いボールを投げさせようと思った」と熱意満点だった。

栗山監督、大谷初完封「久慈さんに感謝」

グラウンドへ入る前に、函館オーシャン球場の外へ足を向けた。球場前に鎮座する、戦前の名捕手・久慈次郎氏の銅像へ歩み寄った。右手と左手に計2杯のホットコーヒー。像の前に1杯を置き、語りかけた。「久慈さん、コーヒーですよ」。脱帽して、黙礼した。約3分間、その場で"一緒"にモーニングコーヒーを堪能した。大谷快投への祈りをささげ、かなった。

大谷 初完投完封!今季パ最短2時間30分で片付けた

ただ速いだけではない。スライダーで緩急をつけた上、カウントも取れた。直球と軸になる2つの球種を完璧に操り、完封につなげた。無安打の栗山は「対戦するごとに(力任せでなく)ピッチングになっている」と成長を認めた。花巻東時代は成長痛などに苦しみ、9回を投げ切ることも少なかった。同期で慶大野球部の小原大樹は「高校時代に完投はあっても、完封したことはなかったはず」と驚いた。

大谷 札幌Dで「リアル二刀流」 20日中日戦先発濃厚

日本ハム・大谷の次回先発は交流戦開幕となる20日の中日戦(札幌ドーム)が濃厚だ。野手としてはここまで「DH」での起用が中心だったが、交流戦からは外野守備にも就く。

【日本ハム】大谷、プロ初完封!伊良部に並んだパ最速158キロ

函館のマウンドとも好相性だった。札幌Dと比べ軟らかい土で作られており、事前に球団側が球場側へ硬くすることを要請。さらに前日(12日)にもマウンドの土を掘り返し、固める作業が行われた。これが硬いマウンドを好む大谷をアシストした。「替えてもらったので、昨日より良かった」。

5/14スポーツ報知(大谷)

【日本ハム】「守備に助けられた」...プロ初完封の大谷に聞く

投打「二刀流」に挑んで2年目の日本ハム・大谷が13日、西武戦(函館)でプロ初完投を散発6安打の完封で成し遂げ、自己最多の4勝目を挙げた。

大谷、強烈"追い風"でレオ斬り!最速158キロで初完封

小雨と津軽海峡から吹き付けた強風をものともせず、中継テレビ局の計測による"参考記録"ながらプロ最速の158キロをマーク。次回は交流戦開幕となる20日の中日戦(札幌ドーム)で、「3番・投手」としていよいよ二刀流の本領を発揮する。

【大谷 初完封一問一答】真っすぐで押せた

--プロ初完封
「捕手の大野さんと守備に助けられていい流れでいけました」

プロ初完封に大谷の父・徹さんもホッ「よかったです」

仕事のためテレビ観戦できなかった大谷の父・徹さん(51)も自宅のある岩手県内で息子のプロ初完封勝利を喜んだ。徹さんにとっても函館は「社会人(三菱重工横浜)時代に一度行ったことがあると思う」という土地だ。「いつもは5回とか7回(で降板)だったのでよかったですね」と胸をなでおろしていた。

日本ハム単独投手の完封、函館では61年ぶり

2年目の日本ハム・大谷(19歳10カ月)がプロ初の完封勝利。日本ハムの10代投手が完封したのは、2007年の木下達生(5月19日のソフトバンク戦、19歳6カ月)と吉川光夫(7月12日のオリックス戦、19歳3カ月)以来7年ぶり。

大谷プロ初完封 158キロで仕留めた

プロ初完投初完封勝利を飾ると、日本ハム・大谷はマウンドに寄ってくる先輩一人一人に頭を下げた。自己最多の126球を投じ、4勝目を記念星でマーク。昨年の3勝を交流戦前に早くも上回った。

ピンチで本領、大谷に風格 「来年も函館で投げたい」

投手と野手を掛け持ち、きっちり結果を残す大谷は、チームで「一目置かれている」と厚沢投手コーチは言う。2年目のジンクスとはまるで無縁の、2年目の風格が19歳に漂ってきた。

スポンサードリンク