朝刊(5/16):中田5試合ぶりマルチヒットで5割復帰
今朝のスポーツ紙には、中田の5試合ぶりのマルチヒットなどで6得点したことや、リリーフ陣のフル回転についての記事が出ていました。
今日から今季1勝もしていない千葉ロッテ戦ですね。なんとか初戦を取って、一気に3連勝といきたいところです。
ニュース
1回は西武の遊撃手・永江のグラブをはじく強烈な打球で左前打を放ち、好機を広げて先制点を演出。2回は1死満塁の場面で左前適時打。「大量点がほしかったし、長打を狙っていたけど、レフトにしっかり飛んでくれて良かった」と振り返った。
スポンサードリンク
4点リードの5回無死一、三塁。勝利投手の権利目前の上沢を降板させた。「正直かわいそうだったけど、やらなきゃいけないことはやる。今年はチームが勝つためにやるという前提で、前に進めているわけだから」。
本心は、別のところにある。序盤から、口を真一文字に結んで、マウンドの上沢を見つめていた。「心の中で『頑張れ』って願ってた」。2回に新加入のメヒア、4回に中村に一発を浴びた。登板5イニング中、3度は先頭打者が出塁。「最低限の仕事ができなかった。申し訳ないですし、悔しいです」。指揮官の思いは、上沢だってわかっている。だから応えられない自分に、腹を立てた。
2回1死満塁で左前適時打を放つなど2安打1打点の中田は「詰まっていたけどチャンスでしっかり打てたことは良かった」と満足顔。疲労蓄積のため8試合連続でDHの出場が続くが、4番の役割をきっちり果たした。
心を鬼にした。4点リードの5回無死一、三塁で、栗山監督は秋村球審に2番手・谷元を告げた。メヒアと中村にソロ2発を浴びたとはいえ、先発・上沢はあと打者3人を抑えれば、今季6勝目の権利を手にするところだった。
厳しい場面での登板にも、盤石の中継ぎ陣はいつも通りの投球を披露した。まず4点リードの5回。先発・上沢が無死一、三塁とピンチを背負い降板すると、後を託された谷元は1点を奪われるも3人で片付け、最少失点で切り抜けた。「上沢のためにも抑えたいと思っていた。先輩としてぶざまな姿を見せられなかった」。
日本ハム、効率よく得点し勝利 栗山監督「走塁で取れたのが大きい」
1死一、二塁で、陽岱鋼の打球は三塁へのボテボテの当たりだった。二塁走者の佐藤賢が間一髪、三塁を陥れて内野安打として好機を広げ、得点に結びついた。栗山監督は「いい形でつないで、走塁で取れたのが大きかった」と満足そうに話した。
チームトップの5勝(1敗)を挙げている先発の上沢(うわさわ)が勝利投手の権利を得る五回に無死一、三塁のピンチを招き、交代。「正直かわいそう。でも、チームが勝つためにやらないといけない」と指揮官。救援陣で逃げ切る形が戻りつつあり「難しい継投だが、みんなが仕事をしてくれた」とねぎらった。
派手な一発はなくても、日本ハム・中田がつなぎ役と走者を返す役目を務めあげた。二回の適時打を含む5試合ぶりのマルチ安打を放ち、チームを4日以来の勝率5割に導いた。
5人の救援陣が追い上げる西武打線をかわして3連勝。五回途中で上沢を継投して今季初勝利を挙げた谷元は「上沢のためにもしっかり抑えようと、強い気持ちで投げた」。
今季40試合目で、初めてともいえる栗山監督の非情采配だった。「きょう、この展開で負けるというのは、あってはならないこと」と目的は、この一戦に必勝を期したがためだ。
スポンサードリンク
コメントやシェア頂けると励みになります!