朝刊(5/21):大谷KOも、石川慎吾がプロ初アーチで貯金2(追記あり)
今朝のスポーツ紙には、やはり石川慎吾のプロ初ホームランの記事が多く出ていました。先発大谷についての記事も多かったです。
今日の先発は武田勝です。打線の援護と勝さんらしいピッチングを期待しましょう!
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プロ入り最速タイの158キロを4度もマーク。フォークもさえ、完封ペースで進んでいた。だが6回は、先頭の代打岩崎を4球で歩かせると、安打と四球で無死満塁とされ、森野、ルナの連続適時打であっという間にKOされた。4点のリードは、わずか10分ほどで消滅した。
【日本ハム】石川慎、プロ1号がV弾!清原氏も認めた怪力の持ち主
何を隠そう石川、あの番長も認めた怪力の持ち主だ。小学5年生の時に参加した野球教室。講師役を務めた巨人時代の清原和博氏から、「自分、ええ筋肉してるな」と小学生離れした肉体を絶賛された経験がある。「打点と得点圏打率を重視しているので、本塁打にこだわりはない」と話すが、天性の筋力と持ち味のフルスイングが劇弾を生んだ。
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自己ワーストタイの5失点で6回途中降板した大谷についての日本ハム栗山英樹監督のコメント。「生かしてほしい。この経験を宝物にしてほしい」。
1点差の7回、先頭・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)の左越え9号ソロで同点とし、さらに2死二塁となって代打で登場。「男は黙って初球から」と左腕・パヤノの初球、148キロ直球をバックスクリーンへ運んだ。東大阪大柏原時代は通算55本塁打を記録したスラッガー。
試合前のフリー打撃にも参加せず、あくまでも「投手」として調整した。自らの打席を終えた直後の6回に崩れたことに、捕手の大野は「ストライクを取りにいって腕が振れなくなった。(二刀流が)多少なりとも影響はあったと思う」とかばった。
【日本ハム】大谷、急変6回途中KO!158キロ4度マーク、完封ペースから自己ワースト5失点
ささいなことで投球の歯車が狂ったのかもしれない。6回の投球前練習を行った後、ズボンのポケットに革手袋が入ったままなことに気がついた。それを三塁ライン沿いまで行き、味方へ手渡し。その後、すぐに投球したことが影響したのか、先頭打者にストレートの四球を与えるなど突如乱れた。
日本ハムは20日、北海道土産として大ヒットした「カリカリまだある?」などを販売する、レストラン「YOSHIMI」(本社・札幌市)とスポンサー契約を締結したと発表した。
日本ハム・大谷、最速158キロ!五回までは0封も六回に5失点
この日6回1/3を投げればプロ入り後初めて規定投球回に達するはずだったが届かず、打っても3打席全て凡退。「勝ててよかったです。力不足でした」とだけ話して球場を後にした。
代打を告げられた石川の血が騒いだ。陽岱鋼の左越えソロで5-5と同点に追いついてなお、七回二死二塁で打席に入った石川慎は「男は黙って初球から」とパヤノの148キロの直球を強振。打球はグングン伸びてバックスクリーンで跳ねた。プロ初本塁打は貴重な決勝2ランとなった。
五回までは2安打に抑えていたが、この回、計5失点。野手としても3打数無安打と結果が出ず「力不足です」と無念さをにじませた。栗山監督も「全然ダメ」と厳しかった。
昨オフは元チームメートの今成を通じ阪神・新井良と浜松で自主トレを行った。ここで下半身の使い方をみっちり教わったことも生きた。スイングに鋭さが増した。「もっと勝ちに貢献したい」。この一発に浮かれることなく貪欲に結果を求める。
「見事だった」と栗山監督。でも、なぜ結果を出せていない石川だったのか。「見逃し三振だったから。悔しさ、自らへの憤り、1軍に残れるだろうかという不安。それらをプラスに変えてくれると思った。初球を振れるのも、あいつの魅力」
快調に飛ばしていた投手・大谷が落とし穴にはまった。リードが4点に広がった直後の六回、先頭の代打岩崎にこの試合初の四球を与えた。厚沢投手コーチはこれが全てを変えたとみる。「無我夢中で投げていた大谷がストライクを欲しがり、フォームを崩してしまった」
■5/21 12:00追記
迷いなく振り切った。石川慎は、決めていた。「男は黙って初球から」。打球はグングン伸びた。バックスクリーンに勢いよく飛び込んだ。プロ1号が決勝2ラン。大谷でも、中田でもない。交流戦の開幕戦で主役を奪った。何度もガッツポーズを繰り出した。8回に右翼の守備へ向かうと、大歓声で出迎えられた。「自分が打ったときよりも、鳥肌が立ちました」。初体験の心地よさだった。
石川慎の記念すべき本塁打ボールは遅れて発見された。ヒーローインタビュー時には手元に届いていなかったが、球場関係者数人が試合後もバックスクリーンで"捜索活動"を継続し、無事に見つかった。
5回2死一塁。快音を合図に一塁からスタートを切った。二塁、三塁。歯を食いしばりながら本塁を目指した。「この体なんでね。突っ込みにいくしかないと思った」。本塁に滑り込み3点目。ベンチに腰掛けズボンをまくると、左膝はすり切れ流血していた。
不振で2軍調整中の日本ハム斎藤佑樹投手(25)が、イースタン・リーグ巨人戦に先発し、7回4安打2失点だった。降格後5度目の登板で勝敗はつかなかった。1回に暴投もあり2点を失ったが、2回以降は無失点投球。再昇格をアピールした。
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