朝刊(5/27):セペダをシフトで封じるも拙攻で勝ち越せず連敗
今朝のスポーツ紙には、巨人のセペダを大胆な守備シフトで抑えたという記事が出ていました。
レフトフライはあってもサードゴロはないというデータに基づいたシフトだったんですね。
残念ながら東京ドームでは連敗となりましたが、明日からのスワローズ戦では連勝を期待しましょう!
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最佳境の勝負どころが明暗を分けた。同点の9回無死一塁。1点を奪う最善策で犠打を選択した。左腕の山口に、左の近藤をそのまま投入。前夜は成功。技術が高く信頼を置いていたが、スリーバント失敗。見込み違いだった。ベンチには飯山、大野の右打者2人が残っていたが「代打バントは難しい」との信念に従った。悔いはないが直後、失意が倍増の局面に見舞われることになった。
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先頭・鈴木尚のボテボテの打球が、内野安打になったことから広がったピンチだった。「最後の球は甘く入ってしまった。先頭が出てしまったのは仕方ないので、なんとか粘りたかったんですけど...」。18日ロッテ戦に続き3敗目。自身を責めていた。
日本ハム栗山英樹監督(サヨナラ負けに)「まぁ...。監督が悪いよね。キチンとやれることができていないから、こうなるのか」
日本ハムは0―3から追い付く粘りは見せたが、最後にミスが出た。9回無死一塁で近藤がバント失敗。1死後に大引が盗塁死し、好機を逸した。
6回1死では、西川と大引が二遊間を狭め、三塁手・近藤が右翼の前に移動。左打席の時は右方向への打球が多いとのデータが出ており、通常、極端なシフトを敷く時は内野陣がそのままズレるが、考案者の白井内野守備コーチは「(捕手登録の)近藤が三遊間を一人で守るよりも、慣れている大引の方がいい」と説明した。セペダは3打数無安打。同コーチは「結果的にアウトになったんだから成功」と話した。
【日本ハム】三塁・近藤が一、二塁間に!執念の「セペダシフト」的中も借金生活
25日の初回2死二塁でも、同様のシフトを敷いた(結果は三振)。この日の6回1死では、三塁手の近藤を一、二塁間に置く陣形をとった(結果は四球)。「セペダの飛球は左翼に飛ぶが、ゴロは一、二塁間。そういうデータに基づいてのシフト」と白井内野守備走塁コーチ。3度目で威力を発揮した。
采配が裏目裏目...日本ハム・栗山監督が自虐「監督が悪いね」
栗山監督の打つ手がことごとく裏目に出た。九回無死一塁で近藤にスリーバントを命じたが送れず三振。その後に仕掛けた二盗も失敗し、拙攻がサヨナラ負けの呼び水になった。
九回、無死一塁で近藤がスリーバントを失敗するなど、ここ一番での弱さも露呈。これで東京ドームでの巨人戦は、12年の日本シリーズも含めると7連敗となった。指揮官は「自分たちのできることをしないと勝ちには届かない」と、厳しい表情だった。
接戦はミスした方が負ける。まさに九回の攻防が典型だった。日本ハムは無死一塁から近藤が犠打失敗、次打者の打席で大引が盗塁死、その後に三振...。悪い流れは守りにも影響し、守護神の増井がサヨナラ打を許す結果を招いた。
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