朝刊(6/19):大谷甲子園初勝利、中田も甲子園プロ初アーチ
今朝のスポーツ紙には、大谷の圧巻のピッチングや、中田、大野のホームランについての記事が多かったです。
今日、明日と2日間試合がなく、土日に広島戦になります。試合が見られないのは退屈ですが、ゆっくり休んで疲れを取ってほしいですね。
ニュース
日本ハム大谷翔平投手(19)が、プロ入り後の甲子園初登板で自己最多11三振を奪い、6勝目をマークした。阪神打線を8回1安打無失点に封じ、自己最速タイ、甲子園の日本人最速となる160キロを2度計測。8回を打者24人で抑える準完全ペースの快投だった。22分間の雨天中断にも動じず、花巻東時代は2度の初戦敗退に終わった聖地で躍動した。
目覚めた。2回。変化球をフルスイングした。7試合ぶりの右越え11号ソロ。プロ7年目で甲子園初アーチだ。プロ入り通算24打数5安打と苦しんだ球場で初本塁打。12球団本拠地制覇の記念すべき1発にも「ふ~」と大きく息を吐き、一言。「関係ない。また1つずつ積み重ねていければいい」と貫禄十分に誓った。
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日本ハム栗山英樹監督が、甲子園での1勝に酔いしれた。「甲子園で1つ勝たせてもらった。中心にならないといけない選手が活躍した。何かを感じて欲しい」。
日本ハム大野奨太捕手(27)が攻守に渋く効いた。降雨による中断など難条件の中で、大谷を好リード。直球を生かし、変化球で打者の打ち気をそらす絶妙な配球で、持ち味を引き出した。1点リードの8回には左翼席へ貴重な追加点となる4号ソロ。
2回、相性の悪い阪神・岩田から先制の右越え12号ソロ。甲子園では大阪桐蔭時代に4発放ったが、プロではこれが初アーチとなって「甲子園で打つホームランはやっぱり気持ちいい。大谷が素晴らしい投球をしてたから、楽にしてやりたい気持ちもあった」と目を細めた。
日本ハムの大谷翔平投手(19)が18日、甲子園球場でプロ入り初の公式戦登板を果たし、初勝利を挙げた。8回途中に右ふくらはぎに違和感を訴えるアクシデントに見舞われながらも、8回を1安打無失点。3試合連続で自己ベストの160キロをマークするなど、自己最多の11三振を奪って今季6勝目を挙げた。大谷は高校時代は1勝もできなかった憧れの地で成長した姿を披露した。
【日本ハム】大谷、160キロ!公式戦初の甲子園で圧倒8回無失点11K!
マウンドでの姿は、あまりに対照的に、圧倒的だった。2回には2度も自己最速タイの160キロをマークするなど、まずは3回までの打者一巡をパーフェクト。スタンドから「大谷、半端ないって!」と悲鳴が響く。4回直前に雨で22分間試合が中断したが、その4回も3者凡退。「あまり気になりませんでした。ブルペンで待機していました」と涼しい顔で振り返った。
力強く豪快に、中田はバットを振り切った。かち上げた打球が右翼席に消える。「甲子園で打つ一発はやっぱり気持ちがいい。しっかりしたポイントで打てた」。2回、先頭で打席に入ると阪神の先発・岩田から先制の右越え12号ソロ。雨にぬれた聖地のダイヤモンドを、ゆっくり一周した。
手も足も出なかった。日本ハムの大谷に対し、8回で塁に出たのは6回2死からの大和の左前打のみ。今季4度目の完封負けで3位に転落した和田監督は「悔しいけど完敗やな。パ・リーグにいい投手はたくさんいるけど、いいというよりすごい投球だった」と、脱帽するしかなかった。
日本ハム・屋宜、左肩手術...実戦復帰まで3カ月かかる見込み
日本ハムは18日、屋宜照悟投手(25)が東京都内の病院で左肩鎖関節靱帯(じんたい)断裂形成手術を受けたと発表した。実戦復帰まで約3カ月かかる見込み。
日本ハムは18日、8月1-3日のソフトバンク3連戦(札幌ドーム)で、今年で3年目となる「アジアンフェスタ」を開催すると発表。各種イベントやアジア圏出身の外国人はチケットが無料になる。
球団47年ぶり!日本ハム・大谷、今季3度目の2桁奪三振マーク
19歳11カ月の日本ハム・大谷が自己最多の11奪三振。4月12日の西武戦、6月4日の広島戦(いずれも10奪三振)に次ぐ今季3度目の2桁奪三振をマーク。10代で2桁奪三振を3度以上記録したのは、ロッテ・唐川侑己(2008年1度、09年2度)以来5年ぶり。球団では東映時代の森安敏明(1966年1度、67年3度)以来47年ぶりとなった。
3安打2打点と大当たりだったが「本塁打を打ったけれど満足感はない。次の試合が大事」ときっぱり。「アイツの投球に尽きる」と大谷の好投をたたえた。
日本ハム・大谷翔平投手(19)が18日、阪神最終戦(甲子園)で8回1安打無失点と好投し、チームトップに並ぶ6勝目(1敗)を挙げた。3試合連続で自己最速タイとなる160キロをマークし、六回二死まで走者を許さず、自己最多の11奪三振。公式戦初登板となる甲子園での初勝利を挙げた。
「下半身さえもっと鍛えれば間違いなくダルビッシュや田中将を超える選手になるだろう。それだけの器ですよ。ただ今の二刀流を続けるのであればわからない。首脳陣が彼を"客寄せパンダ"にしないことを強く望みたいね」
プロ7年目での聖地初アーチに「甲子園で打つのは気持ちいいね。自分のポイントで振れたのがよかった」と笑顔で振り返った。さらに「あいつ(大谷)のピッチングに尽きるやろ」と後輩を絶賛していた。
前日、同級生の藤浪の好投に刺激を受けた。「すごくいいピッチングだった」。花巻東高で2年夏、3年春の2度、甲子園出場も、いずれも初戦敗退。3年春は藤浪との対決に敗れ「一から出直さないと、と感じた」。挫折を経験し、成長への糧とした場所。安定感抜群の投球で六回2死まで完全投球。ライバルに負けない快投を演じた。
八回には右足がつったため降板したが、一夜明け「足は問題ないです」ときっぱり。マツダスタジアムでの広島戦は野手での出場の可能性もあり「その準備はしています」と言い、新幹線へと乗り込んだ。
自らのバットはさておき、称賛するのはマウンドに仁王立ちした背番号11だ。「きのうの試合の流れを見れば(大谷)翔平が完封でもしないと勝てないと思っていた。試合の流れをつくってくれたのは翔平ですよ」と、サヨナラ負けのショックをきれいに振り払う快投に脱帽する。
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