夕刊(7/2):大谷7回2失点12奪三振も、9回まさかの逆転負け
西武ドームでの西武10回戦、先発大谷が7回2失点12奪三振と好投し、打線も7回に逆転、9回に追加点を奪うなど5-2とリードしました。
しかし9回、武田久がノーアウトから3連打と内野ゴロで1点を失い、ここで代わったクロッタが斉藤に逆転サヨナラ3ランを浴びてしまい、痛恨の逆転負けとなりました。
明日の先発は上沢です。今日の敗戦をひきずらないためにも、いいピッチングを見せてほしいですね。
ニュース
西武菊池と日本ハム大谷の花巻東対決。プロ入り2度目の投げ合いは、3回に大谷が失策がらみで先制点を許した。西武が同点の5回に秋山の適時内野安打で勝ち越しに成功。先発菊池は6回1失点でリードを守ったまま降板した。西武は3点を追う9回に1点をかえし、なお1死二、三塁から斉藤の逆転3ランでサヨナラ勝ちした。
3点リードの9回に登板も先頭から3連打を浴び無死満塁。内野ゴロで1点を献上したところで交代も、代わったクロッタが西武斉藤にサヨナラ3ランを被弾した。今季は開幕直後から不調。5、6月は2軍で調整してきたが背水の内容に「申し訳ないです」と言葉を絞り出した。
スポンサードリンク
左膝裂傷のため戦線離脱している日本ハム陽岱鋼外野手(27)が実戦復帰した。8回に代打で登場し、中前打を放った。直後に代走が送られて交代したが、6月9日中日戦(ナゴヤドーム)以来の出場で、いきなり結果を残した。
日本ハム栗山英樹監督(53)の、元「熱闘甲子園」キャスターとしての血が騒いだ。大谷翔平投手(19)と西武菊池の投げ合い直前、両者の高校時代を取材した経験がある指揮官は「こうやって暑くなると、雄星を初めて見たときの衝撃を思い出す。みんな炎天下で野球をやっていたんだから」としみじみ語った。
無死一塁の場面で送りバントを試みるも見逃しと空振り。カウント1-2と追い込まれてからの左中間を破る適時二塁打に「ヒットを打てたというよりも、その前のバントをしっかりやらないといけないですね。ただ、追い込まれた後はゲッツー(併殺打)でも仕方ないなと開き直り、打ちました」と振り返った。
1死後、前日1日に1軍復帰した小谷野栄一内野手(33)が一塁線を抜ける右前適時打を放ち、勝ち越した。小谷野は代走を送られて交代したが「いいところに抜けていったので、結果良かったです。この流れでいってもらいたいです」と、チームの勝利を祈っていた。
日本ハム大谷翔平投手(19)が7回7安打2失点(自責1)、自己最多の12三振を奪う力投を見せた。3回に失策が絡んで先制点を献上。同点で迎えた5回には2死三塁から西武秋山に二塁へ適時内野安打を許したが、味方打線が7回に1点勝ち越し。直後に2死一、二塁のピンチを背負ったが切り抜けた。
この試合は西武菊池雄星投手(23)日本ハム大谷翔平投手(19)の花巻東出身の先輩後輩対決となり、菊池は6回1失点、大谷は自己最多の12三振を奪って7回2失点と好投。しかしどちらもリリーフが打たれ、勝敗は付かなかった。
日本ハムは継投に失敗し、9回に3点差をひっくり返された。1軍復帰後初登板となった武田久が、いきなり3連打され無死満塁。内野ゴロで1点を返されたところでクロッタを投入したが、途中出場の斉藤に逆転サヨナラ3ランを浴びた。
【日本ハム】大谷、2回に157キロ!先輩・雄星と今季2度目対決
現在、4試合連続で自身最速の160キロをマークしている大谷は2回無死、先頭のメヒアの5球目に、この試合これまでの最速157キロを計測。1回2死二塁で中村を迎えた場面では、フォークと直球を駆使し、最後は154キロの直球で力勝負し捕邪飛で切り抜けた。
日本ハムの大谷翔平投手(19)が3回、味方の失策が絡む不運で先制を許した。先頭の炭谷が左前安打で出塁すると、金子侑の三犠打で1死二塁。続く秋山が中前にフラフラと落ちる安打。突っ込んだ杉谷が打球を後ろにそらす間に1点を失った。
日本ハムの大谷翔平投手(19)が4回に中村、メヒア、木村を圧巻の3者連続空振り三振に斬ってとった。
味方打線が2点を奪い3―2に逆転した直後の7回。2死一、二塁で渡辺を迎えると、一気にスイッチが入った表情に切り替わる。スライダー、フォーク、スライダーの変化球3球で追い込む。115球目に投じた直球は気迫の乗り移った156キロ。バットが空を切りピンチを切り抜けると、両腕でガッツポーズし大きく吠えた。
【日本ハム】大谷7回12K!先輩・菊池と今季2度目対戦で吠えた!救援陣がサヨナラ許し8勝目スルリ
花巻東高の3学年先輩・菊池雄星投手(23)と今季2度目の対戦は、菊池が6回終了後にリードした場面で降板したため痛み分け。大谷は3、4回のイニングまたぎで西武打線の3~6番から4者連続の空振り三振を奪った。115球を投げ7安打12奪三振1四球。防御率は2・49。この試合の最速は158キロだった。
日本ハムの石川慎が0-1の四回に適時二塁打を放った。先頭の大引が四球で出た直後に、菊池の速球を中越えに運んだ。送りバントで空振りして追い込まれた後の一打だった。ミスを帳消しにし「バントをしっかりやらないといけないが、追い込まれた後は併殺でも仕方ないと開き直った」と振り返った。
1軍復帰後初登板となった武田久が、いきなり3連打され無死満塁。内野ゴロで1点を返されたところでクロッタを投入したが、途中出場の斉藤に逆転サヨナラ3ランを浴びた。クロッタは前日に1回1/3を投げていた。栗山監督は「なるべく負担のないようにと思っていた」と武田久を起用したが、最悪の結果を招いた。
4月以来となる菊池VS大谷の「花巻東対決」で、日本ハム・石川が同点適時打を放った。1点を追う四回無死一塁で菊池との対戦。2球目にバントの構えから空振りし、カウント1ボール2ストライクからの4球目、直球を中越えへ適時二塁打。
「今日は三、四、五回にペースを合わせて投げていたので、そこで先頭打者に打たれたことが反省点になりますね。少し甘く入ったところを打たれてしまっているので、そこは考えどころです」大谷はそうコメントした後、続けて「メヒアに対して(六回の中飛)はひやっとしましたが、あの高さがギリギリのラインだなと分かったので、よかったです」と振り返った。
日本ハム5―6西武(2日) クロッタ、痛恨の一発浴び逆転負け
日本ハムは九回に逆転3ランを浴び今季6度目のサヨナラ負け。九回は3点リードで登板の武田久が3連打などで1失点し、クロッタが痛恨の一発を許した。大谷は7回2失点、自己最多の12奪三振の力投も報われず。
スポンサードリンク
コメントやシェア頂けると励みになります!