朝刊(7/13):斎藤佑5回1失点好投で後半戦ローテ入りも

13日のスポーツ紙には、5回1失点と好投した斎藤佑についての記事が多かったです。

残念ながら勝ち星はつきませんでしたが、今後に期待が持てる内容でしたね。次の登板での勝利に期待したいところです。

ニュース

佑の内角攻め、最強ソフトBに通じた

約3カ月ぶりの1軍登板。超満員のスタンド。「初回は緊張しました」。珍しく高ぶる中で、2軍で試行錯誤した秘策が効果を発揮した。プレートの立ち位置。今季から右打者には三塁側に、左打者には昨季までと同じように真ん中に立った。「内角を攻めるため」と取り組み、好感触を得ていた。4回は失点後の2死一、二塁のピンチで左打席に明石。プレートの真ん中から徹底して内角を突いて空振り三振に打ち取った。

スポンサードリンク

「勝たせてあげたかった」/栗山監督

5回1失点の斎藤について日本ハム栗山英樹監督のコメント。「勝たせてあげたかった。あいつが頑張ったら、こうやって投げられる感じがあった」。

栗山ハム逆転連敗 左翼大谷も不発

栗山監督は自分自身に"逆らった"。「3番左翼・大谷」。DH制のない交流戦をのぞけば、開幕カード以来となる、外野守備に就かせた。「(大谷)翔平には無理を強いている。けどオレも、あいつも、悔いが残ると思った。今、チームにあるものを出し切るのが必要」。勝負に徹し、総力戦に踏み切った。ただ結果だけが、伴わなかった。

ハム稲葉3カ月ぶり復帰「グッときた」

8回2死二塁、代打で登場。4万人の稲葉ジャンプに後押しされ「グッときた。うれしかった」。五十嵐の速球に右飛に終わったが、2軍戦を通じても初めての右方向への打球に「あんな速い球を引っ張れた。ちょっと驚いている。いい感じでは打てていると思う」と手応えをつかんでいた。

斎藤佑 内角えぐる新スタイル 栗山監督「打者に向かう気持ち」評価

強気に攻める。テーマは内角。そこに、生まれ変わろうとする日本ハム・斎藤の姿が確かにあった。0―0の4回、内川に先制ソロを浴び、なおも2死一、二塁。明石に対し6球連続で内角を攻めた。フルカウントとし、再び選択したのは内角へのフォーク。こん身の一球で空振り三振を奪い、最少失点でしのいだ。

斎藤父はテレビ観戦「向かっていく姿勢が良かった」

日本ハム・斎藤の両親は群馬県太田市の実家でテレビ観戦し、次回につながる好投に満足した。 父・寿孝さんは「落ち着いて自分のピッチングをしていた。3カ月間の武者修行(2軍生活)で自分の中期的目標を捉えることができたと思う。打者に向かっていく姿勢が良かった」と話していた。

大谷 初左翼で決勝点献上 果敢チャージも届かず三塁打に

「あそこは勝負にいった場面だったので仕方ない」。同点の7回1死二、三塁。本多が放った左翼線への打球に猛チャージをかけたが、わずかにグラブが届かず勝ち越しの適時三塁打となった。無安打で迎えた4打席目に意地の左翼線二塁打を放った大谷は「あす(13日)も守るか分からないけど、(試合に)出たら頑張りたい」と話した。

【元ハムコーチ吉井理人氏の目】斎藤佑 イメージは06年夏の甲子園

日本ハム・斎藤の投球フォームは、私が一昨年まで投手コーチをしていた時と変化していた。イメージとしては、早実エースとして06年夏の甲子園を制した時に戻った感じだ。

【日本ハム】満員本拠地で連敗!栗山監督5回1失点の佑を評価「成長」

7回から登板した3番手の宮西が1安打1四球などで1死二、三塁とすると、本多の打席で捕手・市川が捕逸し同点。さらに本多に勝ち越し適時三塁打を浴びると、4番手で登板した谷元も代打の松中に右前打を許し、この回3失点。指揮官は「(中継ぎを)信頼している。点を取られることもある」とかばったが、この失点が最後まで響いた。

7/13スポーツ報知

【日本ハム】佑3か月ぶり1軍は5回1失点、後半戦ローテ入りも

前日(11日)には栗山監督から「本当の意味で、斎藤佑樹として勝負する日なんだ」と背中を押された。強力ソフトバンク打線を相手に、出来過ぎとも言えるほどの投球だった。後半戦のローテ入りについて、指揮官は「(コーチ陣含め)みんな、そういう思いがあると思う」と示唆。球宴後、上位進出の原動力となれるか。

7/13スポーツ報知(斎藤佑)

佑ちゃん、ケンカ投法5回1失点!栗山監督ローテ再編明言

4万1208人が詰めかけた札幌ドーム。斎藤について「力を借りたい」と1カ月前から起用を考えていた栗山監督は、「よく頑張った」とねぎらった。後半戦に向け、ローテーションを再編することが決定。15日の西武戦(旭川)に先発する木佐貫らの結果を踏まえて検討するが、斎藤がローテーションに入る可能性は高まった。

日本ハム・大谷、今季初「3番・左翼」で先発も好機生かせず

今季初の「3番・左翼」で先発した大谷は、一回一死三塁の好機で空振り三振するなど4打数1安打。「(斎藤が)いい投球していた。追加点を取って勝たせてあげたかったです」。2-2の七回一死三塁では、本多の当たりに突っ込んで捕球にいったが、バウンドを合わせきれずに後逸(記録は三塁打)。勝ち越しを許し、「捕って(本塁で)刺せればよかった」と悔しさをにじませた。

佑ちゃん 5回1失点「手応え力負け」

約2年ぶりの復活星はお預けとなったが、確かな自信はつかんだ。日本ハムの斎藤佑が4月10日以来3カ月ぶりの1軍先発で5回4安打1失点と好投。「手応えのある力負けだと思います」と前向きに振り返った。

大谷 今季初左翼先発も...悔しスルリ

同点の七回、本多のライナーを捕球できず、適時三塁打に。打線を厚くするため慣れない守備位置に就いたが、ほころびが出た。「ポジショニングをしっかりしないといけなかった」と反省。それでも八回の打席では左線二塁打を放ち、打撃では持ち味を発揮した。

日ハム・斎藤佑樹 5回1失点も2年ぶり白星ならず

3回まで無失点と上々の立ち上がりを見せた斎藤は、4回に内川にソロ本塁打を浴びて先制を許す。しかし、チームはその裏、中田の適時打で追いつくと、5回には中島卓の適時打で勝ち越しに成功。斎藤は勝利投手の権利を手にしてマウンドを降りるが、リリーフ陣がリードを守れず、復活勝利はならなかった。

5回1失点、磨いた直球に威力 日ハム・斎藤

勝ち星がつかなかったとはいえ、日本ハムの斎藤が好投した。右肩痛が癒えてからも結果を残せなかった日々と、この日の違いは何か。答えは直球が力強くなったことだ。ソフトバンクの強打者の懐をストレートで突いた。4番から始まった二回は、李を左飛、長谷川を遊ゴロ、柳田を一ゴロとピシャリ。打ち取った球は、いずれも内角への真っすぐだった。

スポンサードリンク