朝刊(8/2):5連続タイムリーで一挙5得点!小谷野代打では7打数4安打
2日のスポーツ紙は、7回に5連続タイムリーで一挙5得点を奪った打線についての記事が多かったです。中でも稲葉のタイムリーや小谷野の代打での好成績についての記事が目を引きました。
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大ベテランからの5連打だ。日本ハム稲葉篤紀内野手(41)が、今季初タイムリーを放ち5連続適時打を呼び込んだ。2点を追う7回1死一、二塁から、1点差に迫る左前適時打を放ち、逆転劇の先陣を切った。札幌ドームでは3月29日オリックス戦以来の先発起用に応え、貴重な今季2安打目。チームは5連勝で今季最多タイの貯金4とし、8月反攻をスタートさせた。
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5連勝。日本ハム栗山英樹監督のコメント。「1つのチャンスを大きく生かせるのがファイターズらしい。1点でも多く取ることしか考えていなかった」。
7回、同点に追いついた直後の1死一、二塁で、ソフトバンク摂津から左翼線へ勝ち越し二塁打を放った。今季、代打起用で7打数4安打5打点。札幌ドームでは3月28日開幕戦(対オリックス)以来の打点で、逆転勝利に導いた。
背信が続いていた日本ハム吉川光夫投手(26)が粘投し、復調の兆しをつかんだ。6回5安打2失点。7回のマウンドには上がったが、左手人さし指から前腕部にかけてつり、やむなく降板。最後はアクシデントでマウンドを譲る形になったが成果は残した。
日本ハムは今年6月4日の広島戦(札幌ドーム)でも5連続適時打を放っている。1点リードの5回2死二塁で9番・中島の左前適時打で同点。そして西川の中前適時打、近藤の左越え適時二塁打、陽岱鋼の右中間適時二塁打、中田の左前適時打で計5点を挙げた。
疲労がたまった球宴前は17打席連続無安打もあったが、これで5試合連続安打。ソフトバンク3連戦後は、2位オリックスとの2連戦(帯広)も控えており、主将として「ここがひとつのヤマ場になる」と力を込めていた。
日本ハムの代打・小谷野が連日の決勝打だ。2―2に追いついた7回1死一、二塁で摂津から勝ち越し左翼線適時二塁打を放ち「駆け引きせずにシンプルに打席に立つことができたことが良かった」と振り返った。
確かに場内の空気は変わっていた。2点ビハインドの7回1死一、二塁。摂津に1安打と抑え込まれていた日本ハム打線のなかで、10試合ぶりに「5番・DH」でスタメン出場した稲葉は微妙な変化を肌で感じていた。 「(先頭の中島)卓が四球を選んだところで球場の雰囲気が変わった。何となく打席が回って来るなと思ったし、"稲葉ジャンプ"が起こって球場が一つになった」
チームの支柱が放った一打が、逆転の口火を切った。2点を追う7回1死一、二塁。左膝手術から7月中旬に復帰後、2試合目のスタメン出場となった稲葉が左前打を放った。「何とか勝たないといけないと思っていた。いいところに落ちてくれた」。割れんばかりの大声援と「稲葉ジャンプ」のなか打席に立ち、期待に応える今季初タイムリーだった。
逆転劇の始まりは、先頭の中島が8球粘って選んだ四球...ではなく、7月31日のロッテ戦(QVC)だったのかもしれない。不振にあえいでいた斎藤が6回1失点と力投し、785日ぶりとなる1軍勝利を手にした。指揮官は斎藤を「活躍することで、チームにプラスアルファをもたらす。推進力になってほしい」と逆転Vのキーマンに指名していたが、見えない力が働いたかのような、見事な勝利だった。
前日31日のロッテ戦(QVCマリン)で785日ぶりに白星を挙げた日本ハム・斎藤が1日、出場選手登録を抹消された。この日、本拠地に戻った1軍には帯同しなかった。次回登板日は未定で間隔が空くため、当面、千葉・鎌ケ谷市の2軍施設で調整する。
チームは5連勝で、首位ソフトバンクとのゲーム差は7。お立ち台では「ミラクルファイターズ、これからです」と高らかに宣言した。前日31日のロッテ戦では斎藤が、785日ぶりの白星。この日も開幕投手を務めた吉川が、6回2失点と粘投した。逆転優勝に向けて、役者がそろってきた。
7月16日西武戦以来のスタメンに燃えていた。今季初の適時打で摂津攻略の突破口を開いた。「"稲葉ジャンプ"が後押ししてくれました。今年も開幕したなという感じですね」。本拠地で久々に体感した応援風景に、力も入った。
仕上げは小谷野だ。二夜連続の代打からの勝ち越し打となる左翼線二塁打を放ち、摂津をマウンドから降ろした。場内アナウンスでわき起こった大歓声に「鳥肌が立った」という。近藤との併用で代打からの起用も多いなか、試合中に気持ちを切らさないため、救援投手を参考に準備をしている。昨季限りで引退した二岡智宏さんからも助言をもらっているという。
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